#識別が難しい話

最近、BTSというものを覚えた。

様々なメディアでとりあげられ、否応なしに目に入ってくる。

この波、乗るべきなのか？

と悩んでいたがちょっとだけ足を踏み入れてみた。

「なるほど。これはハマるな」

キャッチーでポップでビジュアルも現代に即している。

沼と言われる意味がわかった。

こりゃ、ファンも病みつきになるわけだ。

ひと時代前にジャニーズにハマり明星やらグッズやらを買い漁ってた

ジャニヲタと言われる子らと同じだ。

曲はあちらこちらでかかってるからなんとなく知っている。

でだ。どんな人がメンバーなのか調べてみた。

難しい。

背格好が似ているうえ、髪色が写真によってコロコロ変わる。

メイクによって顔の印象もまったくもって異なる。

わりかし時間をかけて名前と顔を一致させることに努めたが

とうとう叶わなかった。

まず先に言っておきたいのだが、

皆、全員とてもかっこいい。

が、しかし、数人が同じように見えてしまって、識別が難しい。

年寄りが若者は皆似ているという気持ちが少しだけわかったような気がする。

彼らに明確な違いがそこにはないように思われて。

もちろん、ファンからしてみれば違って当然な話なのだが、

全くの初心者からしてみればそうはならないのだ。

大変申し訳ないが、難しいのだ。

明らかに背格好が違ったり、

着ている洋服が違ったり、

肌の色や髪の長さが違えばわかる。

しかし、相手はアイドル。

ビジュアルは売り物だ。

自分の見せ方をよくわかっている。

下手な冒険はしない。

故に難解を極める。

僕もここで諦めたくはない。

誰のどんなところが素晴らしいか、

ファンの人とお話ができるようになるぐらいには覚えたいところだ。

明日からも訓練は続く。

今日も遊びに来てくれてありがとう。

誰かの好きを僕も感じてみたい。

受け入れる姿勢で生きてゆきたい。

それでは、また明日。

お粗末様でございました。