ぬか漬け
- toshiki tobo
- 5月10日
- 読了時間: 2分
何年も着ていた服を、突然、いきなり、まったく、着たくもなけれ好きでもなくなってしまうことがありました。それも、ひとつだけではなく、アレもコレもソレもドレもがそうなってしまい、小さな舌打ちをカスタネットのように弾いています。チ。(地球の運動について)
着る前はまだいいのです。袖を通すと嫌いとなります。とりわけて自身の見てくれに大きな変化があったわけでもなければ、趣味嗜好に変化があったわけでもありません。だからこそ、なぜ。
このようなときに便利なのが、ぬか漬け、と勝手に称した行いで、ちょっとやそっとじゃ目に触れないところで、それらをそっと寝かせるのです。要は、クローゼットの奥にぶち込む、です。
が、しかし、この度はそうしたはずのものに対し拒絶反応が起こってしまったので万事休しました。オワコンです。また、悔しいことに、物自体には愛着があるので、はい、可燃ゴミ、はい、メルカリ、はい、ジモティー、とゆかない歯痒さが絶妙にあり、適切な手離し方を模索しています。終わりなき旅のはじまりに震えます。
唐突ですが、そんな感じで今まで好きだった人が、まったく好きではなくなってしまうことがありました。というより、気づいたら、有象無象...?、となって(しまって)いたことがありました。失礼なことですが。
芸能人でしたり、SNSに流れてくる人でしたり、出逢った人でしたり、アニメのキャラクターでしたり、人を模したあらゆる実在が対象なのですが、このような感覚の変化はごく普通で、一般的に起こりうることなのでしょうか。よく耳にするようなトピックスでありますが、個人的には、記憶を遡ってみたものの、意外にもこれについて人と深く話した記憶がないことに気がつきました。近しい現象としてカエル化にふんわり思い至りましたが、自分自身に対する好意の有無はここでは関係ないので、この現象は何?となっています。一方で、狙わずして適切な時間のぬか漬けになってしまったことで、あれ?好き...かも...?(再)と思うこともあります。
こねくりまわした表現をしていますが、たぶん、ただの気まぐれです。
久々にわけのわからぬ文章を綴り、自分今元気かもと思いました。
ところで、ぬか漬けって、何。

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