#焼肉を外で食べた日
久しぶりに上野に来た。
ちょっとした友人にご飯に誘われた。
焼肉だ。
外で焼肉なんていつぶりだろう。
思い出せない。
それくらいに焼肉を外で食べることがない。
小さな頃から焼肉は家でが定番だった。
お父さんの同級生が家の近所で精肉店を営んでいて、
小さな頃からお肉といえば、そこだった。
家族揃って家ですることに特別感を僕は感じていた。
だから、外で焼肉って選択肢として思い浮かばなくて。
人に言われて「あ、そういう手もあった」と、ハッとさせられる。
緊急事態宣言だが、上野の焼肉店はしっかりお酒を出している。
その上とても盛っている。
そりゃそうだ。
いい季節になったんだもん。
店が開いてればそりゃみんな入る。
店が酒を出せばそりゃみんなのむ。
東京の街はそれぞれ特異性があって、
一駅乗れば違う街といっても過言ではないと思う。
僕の住む街巣鴨のちょうど反対側は恵比寿とか目黒。
まったくもって真逆の街。
いる人がまっまくもって真逆。
そのくらい違う。
上野は下町らしさとどこか雑多でがちゃがちゃした感じがある。
久々に来たらなんだか居心地が悪い。
小綺麗なところばかりいっていたもんだから
すっかり免疫が落ちてしまったようだ。
僕にとってそんな街でも、誰かにとっては最高な街なんだろう。
楽しそうに笑う酔っ払いを見てそう思った。
人生踏んだり蹴ったりで何ができるわけでもないけども、
ま、呑んで、食って、がははと笑えばなんとかなる。
そんな感じなのだろう。
帰り際、上野の街を少し歩いた。
来た時とは違い、少しだけ離れがたさを感じた。
なんだか人みたいな街だと思えてきてしまったんだ。
愛くるしく感じたんだ。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
外で食べる焼肉は人と食べるからおいしいと思った。
1人だったら少し寂しいかもしれない。
「おいしい!」と言いながら焼肉はたべたい。
それでは、また明日。
お粗末様でございました。




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