#焼肉を外で食べた日
- toshiki tobo
- 2021年7月15日
- 読了時間: 2分
久しぶりに上野に来た。
ちょっとした友人にご飯に誘われた。
焼肉だ。
外で焼肉なんていつぶりだろう。
思い出せない。
それくらいに焼肉を外で食べることがない。
小さな頃から焼肉は家でが定番だった。
お父さんの同級生が家の近所で精肉店を営んでいて、
小さな頃からお肉といえば、そこだった。
家族揃って家ですることに特別感を僕は感じていた。
だから、外で焼肉って選択肢として思い浮かばなくて。
人に言われて「あ、そういう手もあった」と、ハッとさせられる。
緊急事態宣言だが、上野の焼肉店はしっかりお酒を出している。
その上とても盛っている。
そりゃそうだ。
いい季節になったんだもん。
店が開いてればそりゃみんな入る。
店が酒を出せばそりゃみんなのむ。
東京の街はそれぞれ特異性があって、
一駅乗れば違う街といっても過言ではないと思う。
僕の住む街巣鴨のちょうど反対側は恵比寿とか目黒。
まったくもって真逆の街。
いる人がまっまくもって真逆。
そのくらい違う。
上野は下町らしさとどこか雑多でがちゃがちゃした感じがある。
久々に来たらなんだか居心地が悪い。
小綺麗なところばかりいっていたもんだから
すっかり免疫が落ちてしまったようだ。
僕にとってそんな街でも、誰かにとっては最高な街なんだろう。
楽しそうに笑う酔っ払いを見てそう思った。
人生踏んだり蹴ったりで何ができるわけでもないけども、
ま、呑んで、食って、がははと笑えばなんとかなる。
そんな感じなのだろう。
帰り際、上野の街を少し歩いた。
来た時とは違い、少しだけ離れがたさを感じた。
なんだか人みたいな街だと思えてきてしまったんだ。
愛くるしく感じたんだ。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
外で食べる焼肉は人と食べるからおいしいと思った。
1人だったら少し寂しいかもしれない。
「おいしい!」と言いながら焼肉はたべたい。
それでは、また明日。
お粗末様でございました。




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