top of page

#書道展にいってきたはなし

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年4月11日
  • 読了時間: 2分

昨日、展覧会の作品を作り終えたのだが、

今朝家のポストを見たら月例課題が

先生から返送されてきた。

ということで、今日も朝から筆を握っていた。


書道に時間をかければかけるほど

爪の間は黒く汚れ、電車のつり革を握ることへの

絶望感がます。垢じゃないよと伝えたい。

ビニール手袋をしても結局毎回敗れる。

悲しい。


今日は所属会の一派で開催している

展覧会にどうしても行ってみたかったので

鬼の形相で筆を握っていた。

本日が最終日ということだったので

なおのこと行かねばという気持ちが強かった。

ましてや先生から「もし行けたら写真を撮ってきてほしい」

とのお達しがあったので行かないわけにはいかなかった。


展覧会なんていつぶりだろう。

昨年は軒並みほぼすべての書道展が

中止となった。

書道展以外で人の作品を直接見る機会がないので

この一年は本当に厳しかった。

自分の表現の引き出しの少なさを

まざまざと思い知らされ途方に暮れていた。

もはや涙も出なかった。


だから今日は本当に楽しかった。

会場は多くの方でいっぱいで

偉い先生方ばかりで変な汗もかいていた。


書道展の受付では小筆で記帳をするのだが

これがまた緊張する。

受付係もどこかしらの先生だから

下手な字を書けない。恐怖だ。

でもびっくりするぐらい手が震えるもんだから

どうしようもない。ご臨終だ。

今日は草書でごまかした。


僕は書道展の雰囲気がとても好き。

老人のたまり場に近い。(失礼)

作品のお話もしているのだが、

「どこどこの誰がしがどうのこうの~」

みたいな話の方が断然多い。


来場者のなかには着物で来る人も結構いる。

この辺が書道展らしいよね。

カジュアルな格好でもいいんだけど

少しだけきれいな格好で行かないと

視線がちょっとだけ怖い。


言わゆるコンクールのような展覧会は

まじめな題材が多いけど

今回のはそういうものではないから

比較的おもしろい自由な作品も多かった。

なんというか心が温まるような

メッセージが込められたような作品が多かった気がする。


コロナの時代、皆思うことは同じだ。

人の温もりはいつでも感じたいものだ。


今日も遊びに来てくれてありがとう。

書道展はほとんどが無料です。

みんなも是非足を運んでみてね。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。




Opmerkingen


bottom of page