ゴスロリ少女が消えた今
- toshiki tobo
- 2021年2月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年2月26日
JUDY AND MARYが好きで
学生時代からよく聴いている。
ここ数日YouTubeでライブ映像を見ては
おかわだなと思ったりなどしている。
90年代半ばにいわゆる青文字系が誕生し
長らく日本では「カワイイ」が席巻していた。
原宿と言えば青文字系の聖地。
篠原ともえなんかが思い浮かばれる。
最近だときゃりーぱみゅぱみゅなんかもそうだ。
2010年ごろ彗星の如くあらわれた彼女も
もうすぐ30歳。時の流れの速さを感じる。
時を同じくしてヴィジュアル系の流れから急増した
ゴスロリも街にあふれていた。
地元山梨でもちらほら見かける機会があった。
ヴィヴィアンのロッキンホースにハート形バック。
洋服はKatieとかAlice blackとかMILKとか。
マーチンにこれまたヴィヴィアンのアーマーリングなんかも
すごく流行った。
これもまたかわいかった。
今でいう病みメイクファッションの起点なのだろうか。
はたまた、それとは別にギャルも根強く人気を博していて
ココルルとか先日閉店したセシルとか思い起こされる。
正反対なジャンルが同時期に熱を帯びている
なんとも面白い時代だった。
だが、最近青文字系はめっきりいなくなってしまった。
一部ではギャル文化が再びブレイクを果たしているが
それはまたなんだか違うような火のつき方に思われる。
たとえばフワちゃん。見た目は篠原を思い起こされるが
彼女は自身を「ギャル」と称している。
最近ではどこにいっても「ギャル」と自称するのがよいらしい。
ひとつの時代の終わりなのかもしれない。
一入のさびしさを感じる。
雑誌の休刊が相次ぎ、書店には無難なものが多く並ぶ。
価格の値上げに反し、ページ数は減少する一方だ。
誰しもが違い、誰しもが別々の未来へ歩いている。
自分の情報アップデートしながら相手に学び、
相手を尊重できる努力をこれからも続けたいと思う。
否定や押しつけは絶対にしてはならない。
お粗末様でございました。

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