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呪い

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年1月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年2月26日

小中学生のころドラマ「TRICK」にはまり

食い入るようにテレビを見ていた。


で、昨日FireStickでいろいろと以前のドラマを

調べていたところ、

Amazonプライムで「TRICK」が視聴可能だった。


「TRICK」は仲間由紀恵と阿部寛が

インチキ霊能力者をやっつける。

まあそんなお話だ。


シーズン1の第1話は2000年。

誰もかれもがまだ若々しい。声も違う。


そう、声が違う。


この時の仲間由紀恵の演技や声は

「リング0」で演じた貞子と同じだ。

少し甲高く、囁くような話し方。

少女らしいというのがよいのだろうか。


リング0で仲間由紀恵演じる貞子の役柄は

実に華奢で儚かった。

そして貞子は世の中の不幸を詰め込んような生涯を送る少女だった。


貞子は、普段は物静かで優しい女の子であるが、

時折、全く異なるもう一人の貞子にかわる。

それが何かはわからないが、人生がうまくいこうとするとき

それがあらわれる。

(二重人格とも、生霊とも少し違う)


貞子は役者になりたかった。

しかし、頑張れば頑張るほど周囲の人が死んでゆく。

もう一人の貞子が殺してゆくのだ。

で最後は自身が生きたまま井戸に落とされる。

父親に井戸に落とされる。

悲しいお話だ。


リングとえば「呪い」。


だがこの呪いはただ人を殺したいというものとは少し違う。

「忘れないで」という願いが込められていたという記憶がある。


しかもこの呪い「ビデオを見ると死ぬ」のではなく

正確に言うと、「ビデオを見たことでウィルスに感染し死ぬ」のである。


どういったウィルスかは忘れてしまったが、

ウィルス感染して死ぬことは確かだったと思う。


いま流行りのコロナもウィルスの一つだ。


このウィルスがこれほどまで広まり

僕たちの生活をこれほどまでに苦しめているのは

どこかの誰か、どこかの「何か」がかけた「呪い」なのかもしれない。


そしてそれはまた、僕たちにむけた「忘れないで」の

願いなのかもしれない。


コロナ禍で皆は何を思っただろうか。

何かを思い出したら、それがコロナからのメッセージであり願いなのかもしれない。

それに気づけたとしたら、ただ暗いだけに思われた世界も

少しハッピーに変わるかもしれない。


「呪い」と「願い」は表裏一体なのかもしれない。

「呪い」は希望の言葉だったのかもしれない。


そんなわけあるはずない。

「呪い」は「呪い」だ。


今日は少し悲しいお話になってしまったので、

おいしかったチーズケーキの画像をあげておく。

食べ方を見て育ちの悪さを存分に堪能していただきたい。





お粗末様でございました。

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