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#若さの価値は

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年4月1日
  • 読了時間: 3分

僕の会社は新卒をとらないのだが

たまたま中途の方が今日入社した。


季節感がほぼ皆無の今の会社だが

今日という日に何だか"春らしさ"を感じた。


昨日からリクルートスーツの人たちを

たくさん見かける。

就活生なのか新入社員なのかは定かではないが

不慣れな様子で歩く姿を見て、

僕もこんな感じだったのかなと

過去の自分を思い返してみたりなどした。


でもどことなく表情の暗さを感じ

一入の寂しさと悲しさを覚えたのも事実で。


今年就職する子たちはうんと大変だっただろう。

本当に苦労を重ねての今日を迎えることだろう。


業界全体で新卒採用の取り止めを決定したり、

決まったはずの採用が取り消されたり、

その悔しさや悲しさは想像するにたやすい。

膝から崩れ落ちるようなショックを受けた子も

たくさんいたことだろう。

そんなことを思うと胸が張り裂けるような

気持ちになる。


僕の時はまだよかった。

自分の努力次第でどうとでもなったのだから。


僕は就活で航空会社を第一志望にしていた。

どうしても空港で働きたかったからだ。

当時僕の目には空港は夢で溢れかえって見えた。

笑顔も多いし、飛行機もかっこいい。

"こんな素敵な場所で働けたらどんなに嬉しいことだろう!"

意気揚々と面接に挑んでいた。


全敗だった。

ことごとくダメだった。

最終面接まで進んでも

採用の通知が来ることはなかった。


「なんて自分はダメな人間なのだろう!」

「何一つ認めてもらえることなんてないのではないか!」


学生時代はそれなりに学問に向き合った。

大好きなことを思う存分学べることが

とにかく嬉しかった。

先生の研究室や図書館に通って勉学に励んだ。

学生として"それなり"に励んでいた。


自分の好奇心が知識に変換され、

それをよすがに様々な人と交流ができること、

それがとにかく嬉しかった。

歳も性別も育った環境も違う人と話せることが

とんでもなく楽しかった。

会話が瞬く間に広がってゆくのだ。


そんなことが自信となり

「僕ならきっと大丈夫!」

そんな気持ちで就活に臨んだ。


でも結果は全敗だった。

学生時代に築いた自信がいとも簡単に

崩れてしまった。


最終的には、ダメ元で応募した企業に

運よくというか運で採用していただいたおかげで

なんとか社会人1年目を始めることができた。


今の僕も十分若い。

人間としてまだまだ青いからだ。

まだ20代といえるのも大きいかもね。


でもその"若さ"にどんな価値があるのだろう。

なんだか考えてしまった。


僕たちの"若さ"。

それは何といっても内に秘める

"希望の数"に表されるんじゃないかな。


昨日、今日見かけた子たちに"希望"はあっただろうか?


きっと僕よりはいくつも歳下だとは思うけど

僕の方が断然"若い!"とそう思ってしまった。

とんだ自惚れかもしれないね。


長ったらしい文章になってしまったけれど

何を言いたいかというと、

「若さの価値は自分でつくらなければいけないね!」

ということ。

たぶんそういうことだと思う。

自分の頭がまだ整理されていない。

けど、大体こんなところだろう。


今日も遊びに来てくれてありがとう。

希望を持つこと、それが肝心だよ。

それでは、また明日。


お粗末様でございました。



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