#命の誕生、おめでとう
- toshiki tobo
- 2021年5月16日
- 読了時間: 2分
先日、高校の同級生りゅうちゃんとの再会により、
高3の夏休みが再び動き出した。
熱く、暑く、未来に燃えた、あの高3の夏休み。
戻ってきたんじゃない。続きが始まったのだ。
そんな中、また別の青春の続きが動き始めた。
「子供が産まれました。」
今朝目が覚めるとそんなLINEメッセージが
届いていた。
きりんちゃんが母になった。
あの、きりんちゃんが!
きりんちゃんというのは、高校の同級生。
「きりん」というのは本名だ。
どんな漢字だったかな?
樹木希林の希林だったような気もするし、
そうじゃなかった気もする。
きりんちゃんは祭りみたいで、台風みたいで、
暴走族みたいで、そして優しい人だ。
学生の頃は好きな人を追いかけて、
ケンカして、泣いて、怒鳴り散らして、
笑って、泣いて、叫んで。
とにかく乙女だった。
西野カナを思い出した。
そのきりんちゃんが母になった。
今朝連絡を見てなんだか目頭が熱くなった。
きりんちゃんとこうして連絡をするのも
本当に久しぶりだ。
以前、何かの時にインスタでやり取りをしていたけど、
それは2年前ぐらいになるのかな。
教師をしていたきりんちゃんが画鋲を踏んで、
痛い!なんやねん!腹立つわ!の
3本立てで思いを伝えてくれたような気がした。
申し訳ないけど元気が出た。
きりんちゃんのあの鼓膜が破れんばかりの大声で
久々に名前を呼んでもらいたいものだ。
きりんちゃんの子供はどんなふうに育つのだろうか。
やっぱり、縦横無尽に野山を駆け廻り、島を形成し、
義理と人情で人生を駆け上がってゆくのだろうか。
とても、とても楽しみだ。
命の誕生。不思議なものだ。
突然”ポンっ”と目の前に現れるのだから。
そして、みんなが幸せになる。
なんて素敵なんだろう。
夕方、散歩へ出かけ、いつも以上に空を見た。
今日の空はとても綺麗だった。
どこまでも突き抜けるような青だった。
僕がその子に会えるなら、
空に天井はないことを、
たくさん、たくさん、伝えたい。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
妊娠の痛みが世の中から消えればいいのにと
思いました。あんなの辛すぎるよ。
それでは、また明日。
お粗末様でございました。

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