遠出を拒む僕
- toshiki tobo
- 2021年3月11日
- 読了時間: 2分
遠出をすることはきっといいこと。
僕はそう思う。
むしろ遠出は推奨されるべきだと思う。
しかし、僕は旅行がそんなに好きではない。
日帰りや一泊二日程度で近場な旅行であれば好きなのだが
遠出となるとちょっと億劫になる。
というかかなり億劫だ。
今日は日帰り出張で大阪へ行った。
出張が決まってから何となく
胸がざわざわしていたし、
当日の朝なんてソワソワして仕方がなかった。
旅行の何が苦手なのかはいくつか理由がある。
でもその理由のほぼすべてが
"終わり"に焦点が当てられている。
荷物の片付けや帰路の寂しさ。
そんなことばかりを考えてしまう。
旅行の間もそんなことが幾度も頭をよぎるもんだから
なんとなく思いっきり楽しめない。
遠出するほど仕事ができるだの、
長生きするのだの、諸説あるが、
最近ではなんだかそれも確からしいと思えてきた。
なるほどなと合点がつくことが多い。
"旅行好き"と豪語する人ほど楽観的で
喜怒哀楽の表現が上手かもしれない。
僕よりももっと直接的で直感的で
とにかく"真っすぐ"な気がする。
何を大切にするかは人それぞれだけど
僕は今まで経験よりも"モノ"に執着をしていたし
実際今もそのきらいがある。
"モノ"に愛着があるからその場を離れるのを
それを手放すのも嫌なんだと思う。
ご時世がご時世なのでなかなか遠出はしにくいけれど
自由に出歩ける世界になったら
訳もなく遠くへ出かけてみよう。
もしかしたら大人になれるかもしれない。
得てずしてこの備忘録が
僕の成長日記の一面を帯びてきた。
どうか末永く見守っていてほしい。
お粗末様でございました。




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