#手紙が届いた
- toshiki tobo
- 2021年5月11日
- 読了時間: 2分
友達から手紙が届いた。
何度も読み返している。
嬉しい。
言葉にはいくつか区別があって
そのうちの大きな区別に、
”書き言葉”と”話し言葉”がある。
それぞれさらに枝分かれしてゆくわけで、
手紙にも独特な書き言葉がある気がする。
メールやラインでは使わない言葉が
確かにあるもんだなと思い、
何度も読み返しているわけだ。
あとは、言葉の表現の仕方や扱いも
手紙ならではのところがあったりする。
あえて、カタカナやひらがなを用いて表現することで
イメージががらっと変わってくるもんだ。
「うまいこと表現するな」と感心してしまう。
こういうのはパクらなきゃいけんなぁ。
言葉を離れたとき、手紙から伝わるよさは
またいくつもあるのだけど、
人の書く文字はいつ見ても気分がいい。
今日の手紙はとびきり素敵な文字で
読みながら指でなぞってみたりして真似てみたくなった。
でも、いつもうまく書く必要なんてないんだ。
手書きであるだけでも心が嬉しいのだ。
緊張してうまく書けない時もある。
手紙ってそうなんだよね。すごくわかる。
みんな等しくそんな思いを心の片隅に
しまっているんだよね。
そうそう。便箋もいろんなものがあって
手紙の封を開けたとき「わぁ~!」と
思ったりなどするわけだ。
プレゼントのリボンをほどくみたいな
ときめきがあるんだな。
手紙の一番最後の署名もいい。
自分の名前だから、
ほんの少しインクに勢いがのっている。
ちょっとシュンッとしちゃってるんだな。
かわいいよね。
僕は今、書く書く詐欺をしてしまっている。
土日に手紙を書こうと思っていたら終わってしまった。
焦って書いてもどうせ失敗するから
ゆっくり整理をしてから書くことにする。
もう少し待っていてね。
今日も遊びに来てくれてありがとう。
いろんな人へ手紙を書きたい。
手紙でしか使えないような言葉を
使ってみたいんだ。
それでは、また明日。
お粗末様でございました。

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