必ず春は訪れる
- toshiki tobo
- 2021年2月1日
- 読了時間: 1分
昨日の天気とは裏腹に今日は朝から曇天だ。
天気が悪い月曜は気持ちも少し暗くなる。
会社での席が窓際なので一息つくたびに外をみる。
特に何を思うわけでもない。
でも今日はちょっと違った。
外の日が長くなっていることを感じた。
寒さに身を震わせる2月に入り、
はやく一日が過ぎてほしいと願う今日このごろ。
でも確かに春は近づいていて季節の巡りを感じている。
人の人生はしばしば四季に例えられることがある。
「冬は永遠に続かない」「必ず春は訪れる」
耳にタコができるほど聞かされた言葉だが
なぜか心に沁みてきた。
今はより一層その言葉が
彩りをもって心の中に広がってゆく。
陽の光、大地の碧、花々の目覚め。
じんわりと広がってゆく。
布団の中、冷たい足先がゆっくりゆっくり温まるように
冬もいずれは終わりへ向かう。
僕は今コートに首をすくめている。
周りを見ずに足早に帰路につく。
手探りで我武者羅で眉間にしわを寄せている。
コートを肩から外すとき、きっとすべてが輝いている。
まわりのきらめきに気づくだろう。
報われる日が、陽の光が当たる日が来るはずだ。
早くみんなで春を迎えたい。
写真は2017年の春。目黒川にて。
誰もコロナを知らないころ。
楽しく笑って桜を見ていたころ。
お粗末様でございました。

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