家族に乾杯
- toshiki tobo
- 2021年2月8日
- 読了時間: 2分
昨日のことを引きずって
今日は珍しくホームシックだった。
落ち込むことはあっても
ホームシックになることはほとんどない。
会社から家に帰って親に電話した。
母親は今日仕事が休みだったようですぐに出た。
晩ご飯を作りながら電話をし
ご飯が出来上がったところで
このままテレビ電話に切り替えようとなった。
初めての家族でリモート晩ごはん。
今さらのリモート晩ご飯。
父親も出てきて「いただきます」をした。
みんなでいただきますをするのは久しぶりだ。
「こうやってリモート忘年会とかするのか~」とお父さん。
リモート〇〇の生き残りはリモート会議ぐらいで
その他は絶滅したに等しいことはまだ知らない模様。
でもそれがよかった。お父さんらしい。
年齢が離れていても企業勤めの人は
否が応でも新しいものを学ばなければならない。
でも時々ちょっと嫌な気もする。
目新しいものに敏感な自分を自慢したり、
自分もできるようになって当然だという過信。
適度に疎くあってほしいと僕は思う。
だから父親の絶妙にアナログな具合が和んだし、
ラインのビデオ通話を最近使えるようになってきた母親に
笑みがこぼれたりもした。
別に新しいものが全てではないし
新しいからといっていいわかでもない。
ほどほどにアナログの方がのどかでいい。
「のどか」。最近出番のなかった言葉。
いい言葉だ。
地域の情報格差はまだまだ残っているが
その格差はポジティブにとらえることもできる。
今日の晩ご飯は久々に和やかだった。
そして楽しかった。
家族がいてよかったと心から思った。
「寂しくなったらかけておいで」と最後に母がいった。
その言葉を頭のなかでループさせている。
いい月曜日の夜だ。
ハーゲンダッツのアイスを買ったから
あとで食べようと思う。(2つ目)
月曜を乗り越えた自分にご褒美だ。
今日を生き抜いた自分を少し大げさに称えよう。
お粗末様でございました。

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