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好きなキャッチコピー

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年2月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年2月26日

世の中にはうまいキャッチコピーが

本当にたくさんある。

その数だけ才能があると思うとただただ圧倒される。

そしてまた、ひとの心の深さを、エネルギーの輝きを

感じたりなどする。


中でも僕のお気に入りは

都営地下鉄のキャッチコピーだ。


すべての「今日」のために。


初めて見たとき、素敵だと思った。

頭から離れなかった。


日本の鉄道は365日一時も止まることはない。

工事や災害により運休する日はあるが

都内に限れば必ずどこかがサポートをしていて

毎日鉄道は走っている。


年末年始、お盆、それから祝日も。

素晴らしいと思う。


そして、当たり前の今日が訪れるのは

一重に鉄道会社の努力の証だと、そう思う。

もちろんそれだけではないが、

鉄道なくして生活は成り立たないのもまた事実だ。


仕事に行く。遊びに行く。

病院に行く。旅行に出かける。


鉄道さえあればできあがる僕たちの「今日」は

本当にいっぱいだ。

でも、それだけではない。


告白や出産、それから、死。


人を運ぶものは人の人生を運ぶものでもある。

すべての「今日」は予定されていたものかもしれないし

そうでないかもしれない。

突然の「今日」さえも可能にしている。


どんな「今日」であっても

それがおとずれることは貴重なことだ。

なんだか感慨深いものがある。


すべての「今日」のために。

というキャッチフレーズは

そんなことを表しているのかもしれない。

というか、そうなのではないかと

僕が勝手に思った。


素敵な言葉を見つけたら僕にも

こっそり教えてほしい。


お粗末様でございました。



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