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なめらか。なめらか?

  • 執筆者の写真: toshiki tobo
    toshiki tobo
  • 2021年3月4日
  • 読了時間: 1分

退社後今日は2駅分歩いた。

日が暮れ始め正面からの車のライトが眩しい。

光の点が繋がりひとつの線を作っている。


カーブに差し当たったとき

それがとてもなめらかに見えた。

自然で流れるような動きだった。


そしたら目に入るものすべてがなめらかに見えた。

信号機、エスカレータ、ドアの開閉。

人が作った世界はすべてがなめらかになる。


そしたら、今生きている世界が、

誰かが動かしているベルトコンベヤーのうえで

進んでいるように思えた。


不自然のもの、ぎこちないものは取り除かれて

きれいなものだけが残ってゆく。

そんな風に思えた。


なめらかであることはいいこと。

いいこと?

ちょっとわからなくなった。

頭が真っ白になった。


家についてバナナをたべた。

おいしい。舌触りがなめらかだ。

これもなめらか。


頭が混乱してきたので今日は終わり。

風呂に入って寝よう。


お粗末様でございました。



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